私たちには、塩、ドレッシング、マヨネーズなど色々な選択肢があります。日本では、醤油を使って作られるドレッシングもあります。
マヨネーズも酢と油でできているため、ドレッシングの一種です。ドレッシングは、サラダだけではなく、様々な料理にも使うことができ、とても便利な調味料ですが、たくさん使うとかなりの油分と塩分を摂取してしまいます。
現在では、低塩や減塩、ノンオイルタイプのものなど種類も豊富ですが、ノンオイルのものは塩分が高めなど、種類によってもカロリーや塩分が異なります。
野菜の素材の味を程よく引き出してくれ、同じ野菜を違う風味で味わえる頼もしい存在でもありますので、健康を考慮しながら、食の楽しさとのバランスをうまく取りながら付き合っていきたいものです。
日本農林規格(JAS)では、「ドレッシング及びドレッシングタイプ調味料品質表示基準」が定められています。また、「マヨネーズとは半固体状ドレッシングのうち、卵黄または全卵を使用し、かつ、必須原材料、卵黄、卵白、たんぱく加水分解物、食塩、砂糖類、香辛料、調味料(アミノ酸等)及び酸味料以外の原材料を使用していないものをいう」と細かく規定されています。
ドレッシングやマヨネーズの塩分測定にお勧めの器種は、PAL-SALT、ES-421です。
ドレッシングは、油分とそのほかをよく分離させた上で、油分以外の部分を10g とり、水で10 倍希釈をした上で測定してください。
または、油分を含む状態で10g とり、水で10 倍希釈をし、よ く振った後、分離をしたタイミングで油分以外の部分を測定してください。
マヨネーズは、10g のマヨネーズを水(またはお湯)で10 倍希釈をし、よく攪拌し、10 分ほど置いた上で、油分以外の部分を測定してください。