老舗の「液体の濃度」を測る 株式会社アタゴ

アタゴのSDGs

我々はプロである。一流メーカーのプライドを持っている。

NO MEASURE NO SafeLIFE SDGs

あらゆる分野の安全・安心に貢献する測定器機を、より身近なものに。

油酸化計。インド政府食品安全機関、イラン・イラク・UAEなどの中東の厚労省などに正式採用されています。油の劣化を数値にするこの計測器は油に因る癌などのリスクを監視しています。

インライン濃度計。タンクやパイプラインに直接配管することで毎秒ごとの生産品の品質の監視を行います。不良品を出さない保険の役割を担い安心を提供しています。

非破壊糖度計。7種類の波長と20個を数えるLEDを光源とする世界最小モデル。1.2秒の高速測定、迷光を回避するELI、果物サイズに合わせた形状などが測定者に安定感を供します。

粘度計。甘さ、塩加減、すっぱさなどのおいしさの基準に加え、やわらかさなどの安全指標となる粘度。噛み応えや喉越しの目安になる粘度測定は高齢者や幼児の食生活の安全に直結します。

この他にも、様々な場面、用途でアタゴ製品は安心と安全に貢献しています。

サステナブルな器機の開発・サポート

ジェンダー平等を実現しよう
産業と技術革新の基礎をつくろう
つくる責任つかう責任
パートナーシップで目標を達成しよう
アタゴが目指す、「誰でも」「どこでも」「簡単に」使える器械。それは、男性も女性も新しい仲間も、どんな国でも、ラボから離れていても、狭い場所でも使えるのです。アタゴの器機そのものがサステナビリティに貢献することを目指しています。

「日本製であること」。その潜在的に意味することは、基本に忠実な、壊れづらい、使い易い小型、メンテが楽、修理が早い、そして買う前も買った後も顧客想いのサービスが提供されることへの自信ではないでしょうか。
例えば、アタゴの修理の速度をご紹介いたします。受け付けて見積まで平均で4時間以内。次に修理に取り掛かり、早いものでその日に完了します。複雑な高性能の器械に於いても、最長で3日以内には修理を完了いたします。
また、海外のお客様に対しては46カ国にサービスセンターが設立されており、継続的に日本に招聘し、修理講習会を実施しております。日本に送り返すこと無く、自国の国や近隣の国でサービスを受けられるような環境・条件の維持に努めております。アタゴは計測器を通じて世界中のお客さまとサステナブルなお付き合いを行っています。

カーボンニュートラル

CO₂排出量と削減分布

2021年4月22日に開催された第45回地球温暖化対策推進本部の決定を踏まえ、アタゴは2050年のカーボンニュートラルの目標として、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指すこと、さらに50%の高みに向け挑戦を続けることを表明致します。

廃棄ゼロ工場

つくる責任つかう責任
ものづくりの現場で、かならず存在する「端材」や「廃棄物」。アタゴはこれらを再利用し、廃棄ゼロの工場を目指しています。

ランナーの再利用

プラスチック射出成型時に出る「ランナー」と呼ばれる端材を、細かく砕き再生材として利用しています。例えば、PALシリーズでは、筐体の14%が再生プラスチックでできています。

ウレタン、紙ごみの再利用

化粧箱に使用するウレタン材。1日約13kgの切れ端がでますが、これを梱包時のクッション材として再利用しています。社内で出たシュレッダーの紙ごみもクッション材に利用しています。

通い箱をわざわざ作る意味

社外協力会社間の輸送は専用の通い箱を使用します。新聞紙などの包装を廃すことで授受の際の面倒な梱包から解放されます。

廃材が野球部とコラボした笑劇

自社で内製し始めた溶接とバフ作業。技術を求める度に増えていく失敗作。その失敗した大量のSUSパイプを廃棄せず、繋ぎ合わせて完成した野球少年。「逃げ腰くん。。」と名付けられた愛されキャラが誕生しました。

鳥たちの餌として

非破壊糖度計の製造過程で使われる果物。多くの農家さんに愛され続け、生産増のたびに果物の処分に困っていました。現在は、セキレイ、雀、メジロ、モズたちの巣箱で再利用されています。

日本一暑い日にだけ聞こえてくる声

”わー、、気持ちいい~”
熊谷地方の夏は日本一暑い。そんな日は大屋根の一辺に設置された霧吹きが稼働します。そう、、密かなたのしみは空からの「ミストカーテンを潜ること」。身も心もまるで滝壺の裏に来たみたいに癒されます。

今後の取り組みとして、金属加工時に出た切り粉を自社で溶解してインゴットに成型し、再利用する試みを予定しております。持続可能な開発のため、アタゴは廃棄ゼロ工場の確立を目指します。


働きがいある仕事

すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
働きがいも経済成長も
アタゴでは、働きがいがある職場づくりとして、従業員の心身の健康維持・向上、作業場所の整頓、相談しやすい環境維持に努めています。

有機溶剤の健診が不要

熊谷労働基準監督署長認定

人体に有害な有機溶剤を社内に持ち込みません。製造、修理の際に使用する溶剤は、PRTR法・有機則・特化則指定の溶剤に該当しない「エコシンナー」「ネオアルコール」を使用します。

作業台に上善の機能美

ビスポークの贅沢。技術者が製造の現場作業者から傾聴した”あったらいいなぁ~”の希望が叶いました。合理的な配置、機能的なカラクリの詰まった机はこの上ない使い易さに反映されています。

整頓美と向き合う

例えばこの写真はシートパネルの塗料缶たち。棚全体がまるで絵の具のパレットの様に整然と色とりどり並んでいます。ヒト本来が持っているキレイに並べるとうれしい感覚が棚に在ります。

3mモジュールの建築

壁や柱が無く製造工程を見通せます。天井が無く、設備配管・配線が露出しています。それらの要素は将来の製造ラインの変更に対応し、まさにサステナブルな建築として実現されています。

今日を終え、明日を始める為に

終業の3分前。最後の締めに整頓に勤しむ習慣があります。箱やトレイの類を棚に平行に、そして面一にひとつ一つ並べ直します。明日の朝、気持ち良く始められるサステナブルな習慣です。

3つ連結した机の気軽さ

毎朝、毎夕の10分間の立ち会議。複数の部署が細長いスペースを共有しながら確認をし合う。さっと集まり、ぱっと終えることが何よりの気軽さを生み、その気軽さがミスを予防します。

有害黒煙の素材の不使用

燃やすともくもくと黒い煙が出る素材、例えば塩化ビニールなどを製品や付属品に採用していません。植物由来の樹脂やポリオレフィンなどを代用し、環境の保全者としての自負を重ねています。

金属加工場で深呼吸したい

金属用切削油の濃度管理とオイルミスト量等を常時監視し、「空気すっきり」で働く環境を目指しています。ミストコレクターを随所に設置し、またそもそもミストになりづらい切削油を採用しています。

結露という自然現象と闘う

夏場で20.0℃を保持する仕事場が数か所あります。自然発生するガラス面の結露の防止を狙い、サーキュレーターを頭上に15カ所設置してみました。ベストを尽くすことが何ともきもちいいものです。

働くクルマたちに愛情の洗車を施す

フォークリフト、昇降車、芝刈り機、タ―レ―はすべてサンドベージュ+黒に塗装され、丁寧に洗車され、ワックスまで掛けられます。そして、さながら消防署のような指定小屋に格納されます。裏方に光を当てることはサステナブルな愛のようです。

アタゴは測定機器メーカーの先駆者として、蓄積された技術ノウハウで高精度の測定器機を開発し続けます。

宇宙船のような社屋に設置されたシンメトリーのソーラーパネル

高さ18mのダイヤモンドの樹形を持つシンボルツリー(銀杏)