煮物で一番困るのは何ですか?
・調味液の濃さや塩加減
・火を止めるタイミング
・味の染み込み具合
煮物の味を決める調味液の濃さや塩分濃度は、分量で見ていますか?
数値できっちり管理すれば、『いつものあの味』が作り出せます。ただ、それだけでは実は不十分。
自然の野菜やお肉という素材を使う以上、それぞれの水分量にも左右されますので、調味液の濃さや塩分濃度を見るだけでは、うまくいかないこともあるのです。煮物というのは、火を止めてから冷ましているときに味が染み込みます。その染み込み具合こそが、口に入る時の味を左右します。冷まして食べる煮物もあれば、熱いほかほかの煮物もあります。濃度や塩分は、温度が変わるだけでも変化します。
冷えた煮物は味が濃く、熱い煮物は味が薄く感じます。また、コトコト煮つめて、いつ火を止めたらいいかな?という時、調味液の煮詰まり具合を濃度や塩分で見ると、火を止めるタイミングを判断することができます。また、実際に冷まして味が染み込んだ状態で、煮物の具にプローブを直接挿して測り、味の染み込み具合を見ることもできるのです。液体・固体問わずに測定できるラインナップを揃えていますので、どんなご要望にもご対応が可能となっております。
煮物の調味液やおでんのつゆにお勧めの製品は、濃度計PAL-1&PAL-SALT。
煮物の具や、おでんの具など、固形物を測定したい場合にはPAL-SALT PROBEがお勧めです。