猫尿比重屈折計PAL-CAT購入のキッカケは、昨年うちの猫が7才の定期検診で重度の腎臓疾患が発覚した事でした。4ヶ月の闘病の結果、先日旅立ちました。
猫を迎えた頃から、猫に腎疾患が多いのは重々承知だったはずなのに、それに対する備えのなさで自己嫌悪に陥り、身をもってそのことを知らせてくれた飼い猫のためにもできることは、全てやろうと思い、今回購入に至りました。
猫の腎疾患の場合、多飲多尿の前に尿比重が低くなることが多いと聞いたためです。
他にも3匹猫がおりますので、定期的に尿比重とphを自宅で計測し、わずかな変化も見逃さないよう生活したいと思います。
【花村様の猫家族構成】(2022年掲載時)
・ななこちゃん ベンガル9才 メス
・クインシーちゃん MIX7才 メス
・わるさーくん MIX 享年7才4ヶ月 オス
・ちびみちゃん MIX 2才 メス
我が家には2匹の猫がおりまして、1匹が(※)12歳になり、もう1匹は(※)18歳になります。18歳の方が獣医から腎機能の衰えを指摘され、自宅で数値を測定するため、猫尿比重屈折計PAL-CATを購入した次第です。
採尿は最初のうち苦労しました。
採取そのものは難しくないのですが、猫がトイレに立ったことになかなか気づけませんでした。猫トイレの手前に人感センサーを設置することで解決しました。
猫の通過を検知すると、指定した宛先にメールで通知が来ます。タイムラグはたいてい数秒程度(製品にもよりますが)なので、通知音に気づいてトイレに急げば間に合います。猫トイレにはあらかじめ猫缶の空き缶(洗浄済み)を用意してあり、排尿中の猫の尻尾を持ち上げて、お尻の下に静かに差し入れて採取します。採取した尿は使い捨てのスポイトで測定器に移します。
【採尿の頻度】
18歳:2〜3週間に一度
12歳:2〜3ヶ月に一度
(※)猫ちゃんの年齢は2021年掲載時のものとなります
使ってみた感想としては、取り扱いが楽です。水で丸洗いが出来るので衛生的、Bluetoothでデータを転送できるのが良いと思います。
猫尿比重屈折計PAL-ふくまるの購入目的は、自宅の猫用です。 2020年3月にストラバイトがみつかり、食事療法ですぐ完治はしましたがそれから毎月尿検査にいくようになりました。先生からずっと尿もきれいなので尿検査は3カ月に一回などにしていきましょうということで、今後は回数を減らしていこうと思っています。しかし、たまに自宅で㏗を測ったり尿比重を測定したいと思い購入させていただきました。
猫と人との快適で楽しい暮らしを追求することの大きな目的の一つとして猫にストレスなく生活してほしい、健康でいてほしいという思いがあります。自宅で尿比重などを測定することで猫の体の異変に早期に気づくことは、少しでも健康で長く一緒にいるために大事なことだと考えています。(※)にゃんとハウスのSNSで建築的なこと、予防的観点の情報などを発信をしていけたらと考えているところです。
採尿方法は猫砂がおからのものを使用しているのでシステムトイレのようにシートを外してというわけにはいかないのでウロキャッチャーを使用しています。
使用した感想としましては、採尿さえうまくいけばあとの測定は簡単にできるなと思いました。
※株式会社藤崎建設工業 にゃんとハウス事業部様が推し進めている「猫と暮らせる賃貸住宅」の事業
■にゃんとハウスの詳細はこちらから
客観的数値管理ができて信頼がおけます。
高齢のため食が細くなり、多飲多尿の心配があり、尿比重の管理をするために猫尿比重屈折計PAL™-CATを購入しました。
自分で数値を管理している事は獣医師にも連絡してあります。病気になると多くの獣医さんの診療方針は何かと抗生剤の投与を薦めますが 我が家のネコは薬剤投与で腎臓系への影響が心配なためできるだけ投与を控えています。そのためpHや、尿比重などの管理をして食事を与えています。
採尿のやり方にばらつきがあっても回数を重ねると大体の数値に固定されて信頼がおけます。
これからも良い検査キットを開発してください。
Vert(ヴェール)は、1999年から21年続いているロシアンブルー専門の(※)キャッテリーです。
代表者の佐藤様は、ロシアンブルーの血統を守りながら、繁殖させた猫たちが家族の一員として一生涯幸せに暮らせるようにと、繁殖や遺伝、医学まで幅広い知識とネットワークを駆使して、新しい飼い主様とのコミュニケーションを綿密にとることを信条としていらっしゃいます。
そんな佐藤様がブリーダーとなったのは、猫好きで知られるある有名漫画家様がご病気になり、そこで飼われていた9か月の猫を迎え入れた事に端を発したのだそうです。
※世界的な猫愛護団体であるTICA(The International Cat Association)とCFA(The Cat Fanciers’ Association)のいずれかに認可されたブリーダーのみ名乗ることを許可されています
健康であることは、人間にとっても、猫とっても、「幸せ」に直結します。
人間は病気になったら自分の意思で病院に行けますし、薬も飲めます。
でも言葉が話せない猫は多少の体調不良では、表に出しません。もちろん伝える事もできません。
気付いた時には病が進行しているという事は良くある話です。その時になって慌てて病院に行っても、手遅れな状況になっているケースも少なく無いのです。
故、日頃の管理が大切なのだと佐藤さんはおっしゃいます。
高齢な猫ほど腎臓病になる率が高くなっていきます。腎臓病は治すことができない怖い病ですが、早期発見し、対処療法をすることで、進行を遅らせることができます。
自宅で簡単に尿のチェックが自分でできる猫尿比重屈折計PAL™-CATは、今では欠かせないアイテムとなりました。
QPAL™-CATは何でお知りになりましたか?
Aうちのキャッテリーから猫をお迎えしたオーナー様に教えてもらいました。
Q使ってみてどうでしたか?
A初めは、猫のおしっこをどうやって採取したらいいのかと戸惑いました。トレー式の猫トイレにペットシーツを敷き、その上にラップを被せる事で簡単に取れる事に気づきました。少量で済むし、すぐに数値でわかるのが良いですね。
Q実際の数値は?
A実は、引退した1頭の猫の数値が良くなかったので、動物病院で精密検査を受けました。
Q検査の結果は、大丈夫だったのでしょうか?
Aいえ、初期の腎臓病と診断されました。幸い、早期発見だったため、緊急を要する状態ではなく、食事療法しながら経過観察することになりました。
偶然勧められたものを使ったことで、早期発見ができたわけです。お譲りした猫の健康管理に関して相談を受ける事も多いため、猫用尿比重計についてアドバイス出来たらいいなと考えています。
実際の画像をご提供いただきました。
佐藤様、ありがとうございました。
クルーズ動物病院は、東京都調布市にあるペットホテルとトリミングサロンが一体になった動物病院です。朝は院内の清掃・入院中やホテルに宿泊している動物の食事や散歩、診察や投薬をして、午前中と午後に一般外来診察をされています。
昼休みに手術や検査をすることもあり、外来診察が終わってからも入院中やホテルに宿泊している動物の世話があるため毎日大忙しですが、 治療したペットの元気になった姿を見たり、飼い主様に感謝してもらったりするところにやりがいを感じられているそうです。
院長の斎藤様は、動物は自分でどこが悪いか話すことができないため、些細な異変にも気づけるように細かく診察することを大切にしているとお話してくださいました。 どのような病気か誤った判断をしてはならないため、腎機能の評価に用いられる尿比重の正確な数値が測定できるPAL™-犬猫尿比重を使用されています。
「尿比重計は、昔は人間用のアナログタイプの屈折計を使用していましたが、2014年にPAL™-犬猫尿比重に買い換えました。 以前の屈折計は人間用だったため、測定値を犬や猫の尿比重に換算する必要がありましたが、PAL™-犬猫尿比重は換算後の値が出るので換算が不要となりました。 また、高い数値まで測定できるようになり、簡単に測定できるのでとても便利です。」
クルーズ動物病院では、PAL™-犬猫尿比重は今も毎日のように活躍しているそうです。
斎藤様、お忙しいところご親切に対応いただき誠にありがとうございました。
これからも末永くご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
クルーズ動物病院 ホームページ
http://crews-doubutsu-byouin.jp/
日本獣医生命科学大学
宮川 優一様(※)にお話を伺いました。
動物病院での尿検査では必ず尿比重を測定します。例えば、慢性腎臓病は一般的に認められる病気で、猫では死因の上位です。
この病気の難しいところは、なかなか明らかな症状が表れずに病気の診断が遅れることです。病気が悪化してから表れる症状は、体重の減少、食欲の減少、多飲多尿などです。
この病気では、尿を濃くする力が低下してしまうため、尿比重が低下することが他の検査よりも早く認められます。
この病気では犬や猫は人間と比べて、尿比重の低下が顕著に表れることもあり、尿比重の測定は病気の診断として重要になります。
正常では、犬で1.025以上、猫で1.035以上を示すことが多いです。
人間と違い、動物の場合には採尿が自由にできないため、カテーテルを使うなどして採尿しています。しかし排尿時に採取できれば、動物への負担がないです。
最近は、一般の飼い主の方が尿比重計をお持ちの場合もありますので、猫の採尿を自宅で行う場合には、例えば、花王から発売されているシステムトイレを利用するといいでしょう。
尿比重は比重計で測定します。より簡単にスピーディーに検査するために、アタゴの尿比重計(PAL™-犬猫尿比重)を使っています。採取した尿を、数滴垂らして、スタートボタンを押すだけで、結果が3秒後に表示されます。
昔は、覗くタイプのアナログ尿比重計を使っておりましたが、動物専用のデジタルモデルが発売されてからは、専らこちらを使うことが多くなりました。
デジタル表示されるのでとてもわかりやすく、便利に使っています。昔から使っているものは、すでに10年以上使っていますが、一度も壊れることがなく、診療においても安心して使っています。
これからも末長くご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
競走馬の牧場のコンサルティングを行っているハラマキファームクリニック様では、 競走馬の生産牧場に、分娩後の馬の初乳測定についてアドバイスされており、その一環でPAL™-初乳をご紹介頂いています。
初乳の濃度と免疫グロブリンの量は比例しており、Brix25%以上が良い初乳だそうです。 初乳が25%以下だった場合は、冷凍しておいたBrixの高い初乳を与え、子馬が感染症にかかるのを防いでいるそうです。
子馬が元気に育つために、初乳のBrix測定が大切とのことです。
また分娩日の予知のため、乳汁中のpH測定も行われており、ポケットpHメーターも推奨していただいております。
JRA日高育成牧場様では、分娩前と分娩後に、初乳のBrixについてPAL™-初乳を用いて調査していただきました。
分娩前の初乳のBrixが30%以上になると、1~2日以内に生まれる確率が上がると言われています。
また、子馬は抗体を持たずに生まれてくるため、初乳に含まれる抗体が、生きていくために必要となります。
Brix20%以上がいい初乳と言われており、Brixが高いほど抗体が多く含まれます。
子馬が元気に育っていくために、Brixの測定は必要不可欠だそうです。
日高軽種馬農業協同組合門別支所様では、PAL™-初乳で馬の初乳のBrixを測定されています。
子馬は抗体がない状態で生まれ、初乳から抗体を得ます。
Brix20%以上を良い初乳としており、Brixが高いほど抗体を多く含む良い初乳となるそうです。
元気な子馬を育てるために、初乳のBrix測定をされております。